永遠のテーマである「ランドロック」「リビングシェルロング」どっちがいいのかw
絶対通る道ですよね(笑)
そして、気づいた時には2つ買っていた!という沼に落ちていたので、せっかく落ちた沼ですから、皆様も沼に引きずり込むべくw
実際にそれぞれを使っていての使用感や魅力をお伝えできればと思います。
比較
ランドロックとリビングシェルロングの比較表です。
お値段とインナーテント
アイボリーシリーズで比較しています。通常の茶色いモデルですと、ルーフが別売りになるなどの注意点はあります。
両方とも同じぐらいの価格帯ですが、ランドロックにはインナーテントが付属で付いてきます。
2ルームテントとして使用したい場合に、リビングシェルロングの場合は別途購入する必要があることや、連結して使用する場合は別のテントがさらに必要になるので注意が必要です。
2ルームテントとして使用するなら、ランドロックは価格面では有利だと思います。
インナーテントはランドロックは四角に近い形なので、デッドスペースがなく、有効に使用することができます。
横幅360㎝、大人一人あたり60cm~70㎝と考えると5名から5.5名までは入ります。
リビングシェルロングは、台形の形をしており、横幅255㎝なので4名が定員となります。
以下、スノーピークさんのHPよりそれぞれの寸法です。
大人の人数で考えていますので、子供がいる場合は定員+1名ぐらいでよいと思います。
2ルームとして使用する場合の限界人数は、ランドロック大人2名+子供4名。リビングシェルロングは大人2名+子供2.5名ぐらいかなという感じです。
インナーテントを使わないで、シェルターとして使用する場合は人数、ランドロックなら大人10名、リビングシェルロングは大人8名です。
アップライトポール
ランドロックもリビングシェルロングもパネルを跳ね上げることが出来ます。
跳ね上げの際にポールが必要になりますが、リビングシェルロングには標準でアップライトポールが付いてきます。(8580円ぐらいもの)
寸法と形状
ランドロックのほうが一回り大きく、長方形に近い形なのでデッドスペースが生まれにくく、居住空間は広く取られています。
リビングシェルロングは一回り小さいものの自然な曲線が美しいテントとなっています。
見た目も購入するポイントですよね!
メッシュ
ランドロックも、高価なテントですから、しっかりとメッシュが付いています。
大きなメッシュが付いておりますので風通しに困ることはないと思います。
一般的な2ルームテントの規格以上なスペックのメッシュが付いているので心配不要です。
しかしながら、それよりもメッシュが付いたリビングシェルロング!
夏場でも非常に涼しく過ごすことができます。
テントの中に居ながら、外の景色を十分に楽しめる点は唯一無二の存在です。
圧倒的な解放感はリビングシェルロングだけで味わうことが出来ます。
外に出ればいいのでは?とも この記事を書きながら思ったりもしたのですが(笑)
夏場は特に虫刺されにも気を遣うファミリーキャンパーとしては本当に重宝します。
海でも大活躍☺
サイドウォール
サイドウォールとは跳ね上げパネルのサイドに幕がついており、雨風の浸入を防ぐとともにプライベート感も演出されます。
主に上級モデルに付いていることが多い装備の一つですが、ランドロックにはサイドウォールは付いていません。
一方でリビングシェルロングは標準でサイドウォールが付いています。
跳ね上げた空間にサイドウォールが付いているのでシェルターのような使い方が出来ます。
サイドウォールは、巻き上げが可能で、さきほどのランドロックのようにサイドウォールなしでの使用も可能です。
雪峰祭と呼ばれる年2回のスノーピークのイベントなどで販売される限定版のランドロックにはサイドウォールが付いているものがあります。
私のランドロックは限定モデルのためサイドウォールが付いています。
なので、サイドウォール付きランドロックが欲しい場合は限定品を狙っていきましょう。
設営はどちらが楽なのか?
ランドロックとリビングシェルロングの比較で話題に上がる「リビングシェルロングのほうが設営が楽」についてです。
これは事実です☺
子供が5人もいるので奥様子供係で、私が一人でテント・タープ類の設営は行います。
ランドロックもリビングシェルロングも2名での設営が推奨です。
両方とも一人でも設営が出来ますが、リビングシェルロングのほうが無理なく一人で設営が出来ます。
シェルターはポールを入れて立ち上げるときに一人で行うことが難しく、ランドロックを一人で設営する場合は本来もう一人が持つべき箇所のポールの下をペグダウンして固定するなどの工夫が必要です。
しかし、リビングシェルロングはペグダウンをしなくても無理なく立ち上げが可能です。
理由は、下の図を見てください。
青い線がポールです。そして、オレンジで囲まれた部分が立ち上がる面積です。
ランドロックは3本のポールで立ち上げる工程に移るのですが、それによってほぼ全体が立ち上がることになります。
一方で、リビングシェルロングも同様に3本のポールで立ち上げますが、オレンジで囲まれた面積が少ないため立ち上げが簡単なのです。
こういう設営し易さは、毎回のキャンプを楽しく行えるかどうかのポイントにもなります☺
とはいえ、コツや工夫でランドロックも十分一人で設営できる考え抜かれた幕なので、参考までに!
我が家もママさんお留守番で、パパさんと子供たちだけのキャンプも考えると一人で設営できるかどうかも重要です☺
見た目は・・・
どちらもかっこいいです☺
好みです!
どちらもかっこいいのは間違いありません。
拡張性・連結対応
リビングシェルロングは以下のテントと連結することが出来ます。
アメニティドーム
ランドブリーズ
ドックドーム
スピアヘッド
連結すると巨大2ルームに変身するリビングシェルロング!
こんな感じ!
連結することで外に出なくてもテントに入ることができます。
2ルームテントやリビロン連結のメリットは、子供たちが寝ている間、リビングスペースにいることが出来ます。
シェルターとテントが別々だと、早朝や夜など心配で子供と一緒に行動を共にする必要がありますからね。
+冬場のストーブ使用の際には、シェルターと連結することでテントも暖めることが出来ることも重要なポイントだと思っています。
重さ
ランドロックは24.5㎏、リビングシェルロングは20.2㎏+インナー3.5㎏=23.7㎏と重さはあまり変わらないように見えます。
ちょっとマニアックなのですが、スノーピークにはpro幕と呼ばれるちょっと厚めの生地で裂けにくいリップストップ生地が使われる幕が存在します。
ランドロックはリップストップ生地はなく、リビングシェルロングはリップストップ生地になるため、1㎡あたりの重さはリビングシェルロングのほうが重たくなります。スノーピークの製品名に「pro」と付いているものはリップストップ生地が採用されています。
ランドロックの限定モデルはサイドウォールの他に、リップストップ生地に変更になります。ちょっと分厚くてしっかりした生地で重たくなります。
個人的にはpro幕大好きですが、理由を聞かれたら、なんかかっこいいからというくらいで、合理的に考えれば裂けるような使い方をしないので、軽い通常幕のほうがよかったりwするかもしれません。
あとpro幕はガイロープが茶色グレー色になります。通常版は白いロープです。
収納スペース
ランドロックのほうが若干収納スペースは取ります。
大きいので当たり前と言えば当たり前です。
ランドロックの大きさは、リビロンにさらにポールケース分追加されるぐらいの収納スペースです。
赤がランドロックとランドロックのポールケースです。
青がリビングシェルロングです。ポールも中に納まっています。
我々はどっちのテントを買ったのか?
最初はランドロックか、リビングシェルロングか?
禅問答のように悩みました。
毎日毎日悩みました。
ランドロックとリビングシェルロングを購入する人が必ず通る道です。
悩み、悟りを開いた者しか購入することが出来ないのが「ランドロック」「リビングシェルロング」なのです(笑)
結果、最初は?ランドロック ブラックフレーム雪峰祭限定を購入しました。
まさか、後々リビロンも買うことになるとは夢にも思いませんでしたw
理由は、当時は子供4人(小2、小1、幼1、3歳)+大人2名だったので、ランドロックとヘキサエヴォタープで十分だと考えました。
夏はタープで開放的に、冬は装備が増えるので、タープはなくしてランドロックのみで行くためです。
そのため、インナーテントの横幅360㎝でグランドオフトンダブルが2つ設置可能で、6名雑魚寝が出来るという点でランドロック一択でした。
しかし、子供が大きくなるにつれて、手狭+1名誕生という問題が出てきました。ランドロック購入から1年ぐらいでwww
子供の成長による手狭については、子供が大きく成長すると一緒にキャンプに行く機会が少なくなります。そのため、逆にランドロックは大きすぎるケースもありますのでご注意を!
しかし、私たちの場合は、子供たちみんな大きくなってもキャンプ行く感じなので、手狭になるという💦
手狭対策としては、アメドやランドブリーズ、ドックドームとの連結で大きく使用するためのリビロン〇w
1名誕生によって、パパ+子供だけのキャンプが増えることで設営の簡単なリビロン〇
となって晴れて2つ持ちになりました(笑)
どっちもいい幕です。使用用途や家族構成で是非ご検討ください。
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