プロが教えるテント・シュラフのメンテナンス方法


テントやシュラフのメンテナンス方法をお伝えしていきます☺


シュラフのメンテナンス方法

化繊とダウンでメンテナンス方法に違いはあるのか?

使用した後に、保管する際は自宅で陰干しを行いしっかり乾燥させてください。
使用直後は汗と結露によって水分を含んでおります。

撤収時の水気があるままで保管しておくと臭いやカビの原因になります。

キャンプ場で使用する際にカビだらけで困ったという話はよく聞きます。

特にインフレーターマットやエアーベッドなど水分が逃げない防水性材質でカビだらけという話はよくあります。我が家でもありました💦

もし、自宅で洗う場合、ドラム式や手洗いでは問題ありませんが、
縦型の洗濯機の場合、水面にシュラフが浮いてしまい、洗濯工程で洗濯機の蓋とシュラフが擦れて破損しますのでご注意ください。

化繊とダウンの違いとしては、ダウンは自然乾燥だけでは 羽が広がりません。
乾燥機を使用する必要があります。

ダウン含有量が600gを超えるようなスリーシーズン以上のものは、

家庭乾燥機やコインランドリーの乾燥機でも乾ききらないものが存在します。

イメージとしては 乾燥機にものを詰めすぎた場合中心部分がかわきませんよね。
シュラフは狭い体積にダウンを詰め込んでいるためです。

当社の場合は、その問題を解決するため、ダウンをほぐす特殊な洗剤を使用しているので完全乾燥できます。

生乾きによる臭い、カビ臭、獣毛臭(特にNANGAのSTDモデルはひどい・・・) を改善することもできます。

獣毛臭についてはこちらをご参考に!

そして、弊社ではFILL POWER UPを施せます。

ダウン製品は フィルパワーを アップさせる 特殊加工も 全品無料で施工しています。

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フィルパワーが20%以上あがります。

新品以上のふくらみで喜んで頂いております。

テントのメンテナンス方法

基本的に、
水気 >>> 砂などの汚れ > 綺麗な状態

水気があるのがNG。
テントの材質が化繊でもコットンでもNGです。
化繊は水と防水コーティングやシームテープが化学反応する加水分解が起こります。コットンでは黒カビが発生します。

そのため、撤収後、必ず乾かす必要があります。

晴れていても、朝露や結露で水が付着します。
日中の気温上昇に伴い自然乾燥させたい気持ちはわかりますが、カビや加水分解が進行するのは 温度+水です。
晴れていても 朝、水気をとるために水切りワイパーなどで処理してからが望ましいです。

雨撤収で、すぐにメンテナスできない状況であれば、極力、低温保存を心掛けてください。

間違ってもベランダで日の当たるところで蒸し風呂状態はやめてください。

公園などでメンテナンスさせる場合で、床に置いて乾燥させる際は、床に触れている部分が蒸れて、劣化が進まないように凹凸物を置いて、テント下に空気の通り道をつくることをオススメします。

防水加工が施されいてるテント内側から乾かすとさらに良いでしょう。

もしカビを見つけたら 対処方法

カビないようなメンテをすること!

撤収後、自宅メンテできないなら、乾燥サービスでいいのでテントクリーニングを利用すること。

に尽きます。

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あと、間違ってもコインランドリーでテントを乾燥させないこと!

小技でもなんでもないです。リスクしかありません。絶対やめたほうがいいです。

・外で使ったテントを共有のコインランドリーで洗うというモラルの問題。

・テントの破損問題

・コインランドリーを破損さえる問題

もし、カビを発見した場合はテントクリーニング.comにご依頼してください。

インターネット等で テントを自宅で処理したブログはたくさんなりますが、
それで失敗しての問い合わせが 非常に多いです。

毎月5件以上はあります。
テントを張った際にそこだけコーティングが剥がれて撥水がきかない。などのトラブルは回避しましょう。


市販の洗剤とプロ用の違いは?

市販の洗剤とプロ用の違いとしては、実は市販の洗剤のほうが強力です。
プロ用は効果が限定的であったり、薄いものが多いです。
洗剤の効果が高いというのは コーティングや色も抜けやすい、衣類のダメージが大きいということ。
プロとしては、いかに効果が薄い洗剤で、汚れを見極めて落とすのかが腕の見せ所なのです。

ただ黒カビを落とせるだけのクリーニング屋さんはたくさんあると思います。

衣類と違って、テントのようにテンションがかかる品物は、クリーニングによってダメージを出す洗い方をしているかどうかはっきり差が表れます。

見た目が落ちても、テントを張ったら破けてしまったというトラブルも聞きます。

弊社の場合は、黒カビ落としに、洗濯機を占有して6時間以上じっくり落としていきます。

・プロが行う撥水加工と市販の撥水剤の違い

売られている撥水剤の問題ではなくて施工方法が大きく影響します。

撥水加工は 熱処理 = 弊社でいうと アイロンがけ を行うと 撥水加工の定着と効果が大幅に向上します。
撥水加工の効き具合は、まったく違います。

それでいて、市販のスプレータイプはいくつか問題があって、
まずコスト面でも 何本も使うことになって かなり高額になります。

大体 大型2ルームだと 4,5本は使用して 5000円はかかる。
水性タイプと油性タイプがありますが、どちらを使用しても シミになることがあります。

よく距離を置いて シミにならないよう 霧状にまんべんなく吹き付ける必要があります。 コットンはシミになりにくいです。

テントを張った状態で吹き付けるにしても 一番かけたい 天井部分が綺麗にかけることができない などの 問題があります。

弊社の施工はクリーニング工程中に撥水加工を行うので ムラが発生せす、熱処理による撥水効果も向上します。

ヒルバーグやゼインアーツのようなシリコンコーティングなどの素材にも当社の撥水加工は効果を発揮します。
価格もクリーニング代金の半額で行えますので非常にリーズナブルです。

ランドロック2020雪峰限定品は すでに10張以上  新品の状態で 撥水加工(UVカット加工)をしてくださったお客様がいらっしゃります。新品商品でも クリーニング工程がはいることと、新品の場合 初期不良のチェックも行わないといけないのでクリーニング代金70%+撥水加工50% とさせて頂いて施工しています。

施工事例は以下をご参考に。

シュラフやテントをクリーニングに出すことで、どんなメリットがあるのか

デメリットの例として クリーニングすると痛むという 話はよく出ますが、
洗わないことによる 汚れや水気のダメージは クリーニングよりはるかに ダメージを及ぼします。
そもそも クリーニングして 衣類が痛むような クリーニングを行っていたら仕事になりません。
クリーニングに私服を出すお客様というのは 毎回 着用後にご利用になります。
ブランド品を出すわけですが、そのブランド品の衣類が10回、20回洗って 破損していてはクリーニングしているとは言えません。

私達の仕事は新品の状態に戻すことです。
家庭洗いではないので、そこがプロのクリーニングの違いでしょうか。

テントクリーニングは衣類と違い、洗った後にその耐久性を試される品物です。
当然縮みが発生すればポールが通らず設営不可、生地が傷めば、ガイロープなどのテンションで破けることになります。

そのため、非常に神経を使って丁寧に施工しています。

20年前、30年前の 親から引き継いだ Ogawa製品などもよく施工しますので テントクリーニングのお客様には 品質面で信頼していただいていると思っています。

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シュラフやテントがどういう状態になったら、クリーニングに出すタイミングなのか

・テントやシュラフがカビてしまった。
・臭いが発生した。
・雨撤収でその後のメンテナンスが1週間空いてしまう。
・雨撤収でケアするのが大変な時。

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テントクリーニング.comを引き続き宜しくお願い致します。

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