帽子のヒドイ汚れの落とし方


 

今回はこちらの商品。

鍋をこぼしたようで、ひどいシミ汚れが全体にあります。

通常のサン京都の0~3番の溶剤を使ってのドライ処理、水性処理では全然落ちません。

 

104番の漂白を行いますが、ご覧の通り、生地が薄い青色ということでかなり薄めに作ってから漂白していきます。濡れると色が濃く見えて乾かしたときに色が抜けてしまったという失敗は誰でも経験があるでしょう。急がば回れです。ほとんど落ちないぐらいの濃度でやっていきます。趣味の世界です。

 

 

なんということでしょうーーー

的なでき前。ここまで綺麗になると気持ちがいいです。

 

 

プラチナコースだったのでサービスで+1000円の特殊シミ抜き料金。スタンダードなら2000円は頂きたいところです。鍋の香ばしい臭いも綺麗に消えてきっとご満足頂ける品物が出来たと思います。

 

この帽子1個に半日かかりました。

そうです。もはや趣味です。

 

No. 214


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