雨で濡れたテントをどう乾かす?コインランドリーNGの理由と正しい乾燥法【テント名人が解説】


雨キャンプで、撤収のタイミングにどしゃ降り…テントが泥だらけ、びしょびしょになった経験はありませんか?
濡れたまま放置するとカビや臭いの原因になり、最悪の場合は生地が劣化してしまうことも。
今回は、自宅でできるテントの乾かし方と、絶対に避けるべきNG乾燥法を、プロの視点から解説します。


自宅でできるテントを乾かす方法

まずは、自宅でできる代表的な乾燥方法を見てみましょう。
それぞれの方法にはメリット・デメリットがあるので、環境に合わせて選びましょう。

・自宅のお風呂場でテントを乾かす。

・カーポートの下でテントを乾かす。

・ベランダでテントを乾かす。

・車にかぶせてテントを乾かす。

・公園でテントを乾かす。

・もう一度キャンプ場へ行って乾かす。

・コインランドリーでテントを乾かす?と思った方、ちょっと待ってください!
実はこれ、トラブルや危険を招く可能性があります。
乾燥前に知っておきたい注意点を、プロの視点から解説します。

NHK「ニュースーン」でも、テントの専門家として取材を受けました。

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斎藤希実子アナウンサーからも「コインランドリーで洗うという発想はあったが、リスクは知らなかった」とのコメント。

実際に多くの方が同じ誤解をしていることから、今回の取材が実現しました。

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テントをコインランドリーで洗う・乾かすのが危ない理由

【理由①】金具が原因でテントや機械が破損する

テントには自在金具、グロメット、フックなど多くの金属部品が使われています。
これらが乾燥機の穴に入り込むと、テント生地が破損したり、金具が折れたりする危険があります。
実際に、金具が内部で引っかかり、乾燥機のドラムが変形した事例もあります。

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【理由②】コインランドリーの機械を壊す可能性がある

金具がドラムの穴に入り、回転が止まるとモーターやシャフトが破損します。
この場合、店舗側から弁償を求められるリスクもあります。

弊社のコインランドリーですが、穴の部分が変形しているのがお分かりになりますか?金具が入り、てこの原理で変形したものです😿

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【理由③】他の利用者への迷惑・モラル問題・洗濯した綺麗な品を乾燥するのがコインランドリーの乾燥機です。

コインランドリーは本来、洗濯した衣類や寝具を乾燥するための設備です。
泥だらけやびしょ濡れのテントを入れると、ドラム内に泥や砂が残り、次の利用者に迷惑をかけてしまいます。
公共マナーの観点からも、テントの乾燥には不向きです。

 

【理由④】コットンテント(TC素材)は高温で縮む

サーカスTCなどのコットン混紡(TC素材)テントは、熱に弱く高温乾燥で生地が縮む恐れがあります。
サイズが変わってファスナーが閉まらない、幕が歪むなどのトラブルが発生します。
ソロテントでも2〜3人用でも関係なく、乾燥機の使用は避けるべきです。

 

一見「小ワザ」としてコインランドリーを使いたくなる気持ちは分かりますが、実際はトラブルの元です。

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乾燥機だけでなく、洗濯機でテントを洗おうとする方もいます。
しかしこれは乾燥機以上に危険です。

テントは防水加工されているので水が抜けません。

脱水工程で止まる。止まらなかったとしても水がテント内に何十Lもたまっているので洗濯機から出したら水びだしになり、大変なことになります。

またコインランドリー店の営業妨害してしまうことも😿

サーカス tcのコインランドリー洗浄について

サーカスTCなどのTC系テントをコインランドリーで洗うことについて問い合わせをうけますが、泥だらけのテント、外で使ったものなどは泥だらけになります。

また金具が入って機械が壊れます。

コインランドリーの洗濯機は、衣類や寝具を入れる機械です。

泥だらけのものを入れることや金具が付いているものは洗えません。


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テントクリーニング.comはテントのクリーニング、乾燥サービス、修理を提供しています。

NHKでも人気のテントメンテナンスサービスとして紹介して頂きました。

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テントクリーニング.comでは、駐車場に干さず、吊るし乾燥で両面しっかり乾かします。床に置く方法よりもキズや汚れがつかず、短納期でお戻し可能です。

大型工場3か所で施工するので短納期を実現致します。

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最短2営業日後お戻し、テントクリーニング.comの乾燥サービスは早い

ビショビショどろどろのテントは、自宅でなんとか干すか、テントクリーニング.comの乾燥サービスやクリーニングサービスを利用してください。

テントクリーニング.comでは、クリーニング・乾燥サービスをご利用いただく場合に、キャンプ場からでも、ご帰宅途中のコンビニ・宅配営業所からでもお送りいただくことができます。

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工場到着後、最短2営業日後にお戻しをさせて頂いております。

次回キャンプが控えていらっしゃる場合でも、安心してご利用をいただくことができます。

冬場でもカビは発生します。寒い季節は気温が上がりにくく、外にとりあえず置いておくと生地や防水性に影響することもあります。面倒でも、しっかり乾かすか、乾燥サービスを利用するのが安心です。

自宅でのテントの乾燥方法について

テントメンテナンスのプロが教えるテントの乾燥方法はこちらをご覧ください。

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