作業着についてボテっと付いたインクの染み抜き


今回の染み抜きはこちら!

ペンと一緒に洗濯してしまった!というSOS。

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大きいものが3か所。

インクは難しくはないですが時短処理が難しいので、手間がかかります>m<

ボールペンの線がついてしまったという染み抜きでも、油性ペンなら20秒ぐらい、ジェルインクのものなら3分ぐらいかかります。

そのインクの量の何百倍もの量を取り除くわけですから時間がかかります。

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なので、温水に漂白+洗剤に漬け込んでササラでブラッシングして、衣類の表面についているインクをまず落とします。

この処理だけで時間を7割ぐらいカットできます。

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こんな感じで水で処理しただけでもドバドバ出てきます。

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6分ほどもみ洗いした結果がこちら。真っ黒。

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洗わず、脱水のみで次の工程に行きます。漂白効果がある状態で染み抜きをしたいからです。

気持ち薄くなりました。

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サン京都のABで漂白で熱処理してあげます。

このとき、K-1とかの油性染み抜き剤も使います。

本当はサン京都の0番が一番好きですが高いのであんまりつかいません。k-1はいいんですが、油性処理だけで流し落とせないので、水を絶対使いたくない場合はサン京都0番を使います。

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以外に、油性ガンより、水性ガンのほうがポロポロ落ちます。

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熱を加えていくと縁が黄色くなってきたら水性ガンで落とせる合図。

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モリモリ落ちていきます!

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仕上がり品がこちらです。

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これくらいの大きいシミは一か所でも1500円の染み抜きは頂きたいところです。3か所もありますから、全体で3000円前後。

新品が買えてしまうお値段ですが、中にはお金では買えない品物もあります。ご相談ください。

No. 473


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