羽毛布団のクリーニングの頻度について話してみます。
「羽毛布団なんて持ち運びが不便でクリーニング屋に持っていくのも煩わしい。お金もかかる。できれば出さなくて済めばいい」ということを聞きますが、想像してください。下着をつけてパジャマを着てますよね。下着を洗って、パジャマを数年も洗わないって言ってるのと同じです。
人は寝てる間に200mlも汗をかくのです。
最低でもシーズン終わったら洗いましょう。
寒くなる10月ごろから3月までの5か月使ったら、クリーニングに出しましょう。
もちろん、カバーはつけて、カバーは毎月洗ったほうがいいです。ただ、クリーニングに出ている羽毛布団を見るとカバーを付けて使用している人は3割ぐらいの印象です。
羽毛布団のクリーニングのタイミング
クリーニングに出すタイミングは使い終わったらすぐに出したほうがいいです。
夏までよくためている人がいますが、どうせ洗うなら早く出せば痛まないし、黄ばみも起きません。
もし、出し忘れていたのなら使い始める10月前にクリーニングに出しましょう。
クリーニングすると痛む?
羽毛布団の羽は洗うと痛むという謎の迷信を信じる人がいますが、一般的な表現で言えば痛みません。
それは非常に細かな単位で言えば、クリーニングすることによって痛みますが、1回洗った羽毛布団と30回連続で洗った羽毛布団、その違いはほとんどありません。
それよりも汗を含んだ状態で酸化していって、羽毛が腐食したり、側の生地が傷んだりするわけです。
そんなことを気にするより絶対普通にクリーニングしたほうがいいです。
コインランドリーで洗うかクリーニング屋に出すか
403はコインランドリーもやっていますから、予算に合わせて使い分けたらいいと思いますよ。
ただ、使用年数がたっている生地が弱っているなどのものはクリーニング屋に見てもらって洗ったほうが安全です。
コインランドリーで劣化した羽毛布団を洗って、最悪羽毛が飛び出たとかなると大惨事。
劣化している羽毛かどうかは、女性の力で引っ張って破ける、裂けるレベルが傷んでいるものです。
コインで羽毛布団を洗う方法はこちらにまとめてあるので見てください。
羽毛布団はドライ?水洗い?
基本水洗いです。水洗い不可の洗濯表示があるものが多いですが、汗の成分は水洗いしないと落ちません。
シルク製の羽毛布団は洗える?
壮大な刺繍が施されたシルク製の羽毛布団はドライで洗濯します。
水洗いするとシワや刺繍が縮むためです。
羽毛布団のクリーニング料金は?
シングルサイズで3500円~
仕上がり期間は?納期は?
通常は中2日ほどですが、寝具が大量に集まる5月~6月ごろは中3,4日ほど頂いております。
羽毛布団・毛布の保管方法
クリーニングに出せばビニール包装されてきます。
乾燥はされていますが、水分を飛ばすためにも封を開けたほうがいいです。
開封してほこりのかぶらない場所で通気性のあるところが望ましいです。