インクのシミ抜き方法


ボールペンなどのシミ抜きは軽傷のものならスタンダードコース(+160円)でやりますが、

ボテってついたインクのシミ抜きはかなり大変です。

みんなボールペンだから簡単でしょ?って言うけど、ワインのシミ抜きより10倍ぐらい手間かかります。

 

みんな想像して!堀井さんのボールペンだらけの制服のシミ抜きするのに5分ぐらいはかかるでしょ?

ボテって版はそのインク量が100倍以上あるんだから、単純計算しても500分。

ワインのシミは広範囲で取り除く方法があるので、リスクは高いですがうまくいけば時間や手間はかかりません。

 

インクの場合はそうもいかず地道に抜いていく作業を繰り返します。

今回は主にアルコール系漂白の106を使って落としていきます。

106番は常温でもかなりインクを取り除くことができます。ボテっとしたところに塗り、油性ガンですすぎ落としていきます。

回数でいうと10回ほど繰り返した後に、104番で漂白したのちに、0番を使って落とします。

インクが黄色に反応しますが、焦らず処理していきます。

生地を裏返して再度同じ処理を繰り返してインクを出来る限り取り除いた後にドライで2回通常洗いします。

最後にもう一度表から106番を使って落として、ワドリを取るためにドライで洗って完了。

 

 

こんな感じでかなり綺麗になります。

3600円頂きましたが、それでも安いと思うぐらい手間がかかります。

DXコースや特殊シミ抜きを高いと仰る人がおりますが、お値段以上ニトリ の精神でやっています。

 

 

この特殊シミ抜きが、御坂店オープンセールにかぶって出たときは 修行だなと思いました。

 

綺麗になってよかったです。

No. 230


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