公開日:2023/05/12
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ゴアテックス専門クリーニングを行っている「テントクリーニング.com」「ネットで洗濯.com」には日々お客様より様々な相談が寄せられます。
使用回数にもよると思いますが撥水効果はどのくらい保持できますか?
また、撥水効果を維持するためは、自宅でのメンテナンス方法やクリーニング依頼のサイクルについてのアドバイスがほしい。
撥水効果の持続時間について。
効果が高いと言われている市販品の撥水剤で施工した場合に、蛇口の水を垂らした流水試験において5分程度持続します。
流水試験において5分間の耐久性となると、雨天時においては1時間~2時間程度の耐久性となります。

当社の匠撥水は、流水テストにおいて90分以上の耐久性を有しています。
匠撥水は、水を弾く撥水効果もJIS5級と高い他、アウトドア専用ということで屋外使用を前提に開発されているため、高い持続性が最大の特徴となっています。
一方で撥水加工全般に言えることとして、防水加工と異なり、水を弾くことは出来ますが、豪雨や圧力が加わると水が浸みます。
撥水加工は防水加工ではないため水は浸みますが、空気を通すため、通気性があるGORE-TEX製品と相性が良い加工となります。
ゴアテックスの撥水効果を持続するためのメンテナンス方法について
撥水効果を維持するためには雨で濡れた後、雨の不純物が付いたまま乾かさずに、冷水のシャワーで洗い流した後、陰干しで乾かしてください。
表面が綺麗なほど、撥水効果が高まります。
撥水効果を維持したいために、晴天時に着用し汗をかいたまま、保管しておくことはゴアテックス製品自体の劣化に繋がります。
汚れは冷水シャワーで洗い流すようにしてください。
その際に表面が濡れたとしても匠撥水の効果が極端に下がることはございません。

ゴアテックスのクリーニング頻度を教えて
ゴアテックスはしっかりメンテナンスすることで長くお使いできる丈夫な生地です。
自宅でのメンテナンスが行えるのであればクリーニングは1シーズンに1度か、撥水性能が落ちてきたタイミングでご依頼することをオススメ致します。

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