「ラブレター」とはなんぞや?
所要時間:5分。プレイ人数:2〜4人くらい。のカードゲームです。
ただのカードゲームではなく、熱烈なファンも多く、素晴らしい快挙も!
☆ 日本ボードゲーム大賞2012年 大賞受賞
☆ ゴールデン・ギーク賞2013年 4冠達成(4部門同時受賞)
・ベスト・カードゲーム部門受賞
・ベスト・パーティゲーム部門受賞
・ベスト・ファミリーゲーム部門受賞
・最も革新的なゲーム部門受賞
※日本ボードゲーム大賞とは・・海外産/国産、難易度の高低を問わずベストワンを決定する賞のこと。
※ゴールデン・ギーク賞とは・・2006年からはじまった世界最大のボードゲームサイト「ボードゲームギーク(Boardgamegeek)」のユーザー投票によって選ばれる年間ゲーム賞のこと。
初めて2つの賞を知りましたが、調べてみると「ラブレター」の人気の凄さがわかります!!!
「ラブレター」のストーリー
とある小さな王国に美しく、気だてが良く、王国のみんなから好かれている姫がおりました。
そんな姫に惚れ込んだ若者達が姫の心を射止めるべく、恋文をしたためました。
姫の城に仕えている癖のある者たちの協力を仰ぎながら、誰が無事に姫にその恋文を届けることが出来るのか、というものです。
ゲーム概要
恋文を届けたい若者=プレイヤー(自分自身)です。
恋文を運んでくれるのは、城に仕える様々な身分の協力者達(手札のカード)。彼らは恋文を届けてくれるだけでなく、プレイヤーの協力者として自分や他のプレイヤーに影響を及ぼす効果を発声させます。
ただし、他のプレイヤーには自分の協力者が誰なのかわからないので、推測されないように行動します。
各協力者(手札)にはそれぞれ違う効果があり、その効果の使い方により手札がばれてしまう危険性も、、
他のプレイヤーは協力者に、相手の協力者から恋文を奪い取らせゲームから脱落させようとしているからです。
プレイヤーが保持出来る手札は一枚のみ!それを上手に選択し、見事姫、もしくは姫に最も近い者に恋文を託すことの出来たプレイヤーが勝者となります。
箱の中身
こんな感じです。
準備
1.ゲームカード16枚をシャッフルしテーブルに伏せて積みます。これが[山札]。
2.山札の一番上のカード1枚を伏せたまま脇によけておきます。このカードはゲームでは使いません。
(※二人でゲームする時は、山札の上から3枚引きこれは公開しておいておき、ゲーム中に推理の一助とします)
3.各プレイヤーは山札から1枚カードを引き、手札とします。手札は他のプレイヤーに分からないようにしておきます。
4.スタートプレイヤー決めは、じゃんけんか、付属の羽ペンタイルを使用して決めます。
羽ペンタイルの使い方
羽ペンの先をつまんで、上空30㎝ほどのところから落として、先が示した方にいる人がスタートプレイヤーになります。
手順
スタートプレイヤーから、時計回りに進めていきます。
番がきたら、山札の上からカードを一枚引いて、自分の手札に加えます。(準備段階で1枚カードを所持しています)
その後、2枚になった手札からどちらか一枚を選んで、自分の前に出してみんなに公開します。
このとき、公開したカードの能力欄に書かれている[効果:〜〜〜]をその指示に従って使用します。この能力による効果は必ず使わなくてはなりません!
効果が書いていないカードに関しては何も起こりません。
公開したカードは捨て札となります。各プレイヤーは捨て札を出した順番通りに並べておきます。
この捨て札は、他のプレイヤーが持っているカードの推測のヒントになります!!
カードの効果を使ったら、次の人に順番が回ります。時計回りに続けていきます。
ゲーム終了と勝敗
2種類あります。
①山札がなくなった時
最後のカードを引いて、その番が終わった時点でゲーム終了。
この場合は、生き残っているプレイヤー全員が手札を公開し、そのカードの強さが最大だった人の勝利となります!
最大の手札を持っている人が複数人いる場合はドロー。
②一人以外が脱落した時
一人を除き、他のプレイヤー全員が脱落したらその時点でゲーム終了で、生き残った一人のプレイヤーが勝利となります!
カードの効果と強さ
効果は、カード下に書かれている文。強さは、カード左上の◯に書いてある数字。
〔基本カード〕
〔追加カード〕
選択ルール
連続でこのカードゲームをやる場合に適応できるルール。
1回のゲームに勝利するごとに、付属の「トークン」を1個獲得します。
※引き分けの場合は、引き分けのプレイヤー全員が1個ずつ獲得。
そして、最初にトークン3個を獲得し、多くの恋文を届けたプレイヤーが姫の愛を得て本当の勝者となります。
ただし、ゲームに勝ったプレイヤーの手札が強さ「8」なら、トークンを2個獲得できます!(ボーナス)
☆連続してゲームする場合は、前のゲームに勝った人から次のゲームをスタートさせます。
まとめ
カードの効果などを覚えるのが最初は大変でした。
ですが、ゲーム自体のルールは簡単だし、所要時間も短くて何回でも楽しめるゲームなのでオススメです!
あとは、慣れてきたら効果の書いてない上級者カードを使ってもたのしいそうです^^
そして!無地カードもあり、オリジナルのキャラクター、効果など書いてオリジナルカードを作って追加してみるのもひとつです!